キャベツの特徴と産地・原産国

キャベツの原産地はギリシャ、イタリアなどのヨーロッパの大西洋、または地中海沿岸とされています。

本来は涼しい気候を好む植物ですが、国内では北海道から沖縄まで全国で栽培されています。とくに、愛知県、群馬県、千葉県、茨城県、神奈川県などで多く栽培されています。輸入キャベツは中国や韓国、アメリカやオーストラリアから入ってきており、中でも中国が全体の9割以上を占めています。

キャベツの特徴

アブラナ科アブラナ属の植物で、ブロッコリーやカリフラワー(どちらもアブラナ属)の仲間です。一年中スーパーなどで目にする野菜ですが、これは季節により異なる産地から出荷されるためです。キャベツのふるさとである地中海沿岸では冬の名物とされる野菜ですが、日本では北海道などの冷涼な地方、長野県などの高原で夏に収穫されるものなど、季節により出荷時期や産地、品種を変えて流通しています。

冬に収穫される寒玉キャベツ(冬キャベツ)は愛知県や千葉県などで生産され、11月~2月が旬です。春に収穫される春玉キャベツ(春キャベツ)は千葉県、神奈川県、九州など、高原キャベツこと夏に収穫される夏キャベツは群馬県や長野県、北海道、東北などで生産されています。

歴史

キャベツは長く人の手により栽培されてきた野菜で、紀元前のギリシャ、古代ローマにおいても栽培法が確立していました。しかし、当時は現在のような丸く結球するものではなかったそうです。現在のような丸いキャベツが登場するのは12~13世紀になってからで、さらに改良された結果、わたしたちが目にするキャベツが誕生しました。

日本には江戸時代に長崎に渡来し、オランダ船により持ち込まれたことから、当時は「オランダナ」と呼ばれていました。江戸時代に渡来したキャベツは結球しない葉キャベツで、観賞用として広まりました。その後、明治時代になると現在のように結球するキャベツが栽培されるようになりました。一般の食卓にのぼるようになったのは、第二次世界大戦以降といわれています。キャベツの名前の由来は英語の「キャベッジ」で、この言葉はフランス語で丸いものを意味する「caboche」から来ているという説があります。

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