ゴボウの特徴、原産地や日本の産地について

キク科ゴボウ属の植物で、数ある根菜の中でも、まさに「根」といった異彩をはなつ風貌が特徴です。中国では主に漢方薬の材料とされてきましたが、ごぼうを食用とする国は非常に限られており、日本のほか、韓国や台湾などで食されています。

特有の歯触りと風味を楽しむ野菜で、根の部分を食用にします。かつては、関東では長根種とよばれる70~100cmほどの長いものが、関西では短根種とよばれる30~50cmほどの短いものが主に栽培されていました。

原産地

ごぼうの原産地はユーラシア大陸の北部とされています。ヨーロッパからシベリア、中国東北部と広い範囲に野生種が分布しており、中国で利用がはじまったとされています。

産地

国内では青森県、茨城県、北海道などで多く栽培され、トップの3県で全国生産量の約半分をしめています。一方、堀川ごぼう(京都)、宇陀金ごぼう(奈良県)、立川ごぼう(福島県会津坂下町及び塩川町周辺)など、地域伝統の品種も各地で栽培されています。

歴史

ごぼうは中国で古くから薬用として、漢方薬の材料として利用されていました。日本に渡ってきた時代には諸説ありますが、一説には縄文時代には日本に根付いていたとされています。日本ではしばらくの間、中国のように薬用として森いられていました。しかし、平安時代には食用として利用されはじめ、平安後期には宮廷の献立のひとつとなるなど、食文化に浸透した野菜となりました。

ごぼうは江戸時代になると全国に普及し、各地の風土にあった品種改良が進められ、多くの品種が誕生しました。

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