ごぼうの種類や品種について

ごぼうの種類

一般的なごぼうは根を食用としますが、葉を食べるもの、西洋の種類などもあります。

葉ごぼう

主に関西で出回っており、ごぼうの若い葉柄と小さな根を食べます。シャリシャリとしたやわらかい食感と香りが特徴で、福井県の「越前白茎ごぼう」のほか、大阪府八尾市や香川県でも栽培されています。

西洋ごぼう

サルシフィと呼ばれるヨーロッパ原産のキク科の野菜で、ごぼうとは全くの別種です。長さは20~30cm、肉質はやわらかで、フランスやドイツなどでは煮込み料理やスープに使われています。

ごぼうの品種

滝野川ごぼう

スーパーなどで見かけるもっとも一般的なごぼうで、長根種の代表格です。1700年ごろから、現在の東京都北区滝野川地域で栽培されており、生産地から名前が付けられたとされます。現在も関東地方などで多く栽培され、根が柔らかいことが特徴です。現在流通している長根種の多くは滝野川ごぼうの流れをくむそうです。

堀川ごぼう

京都の伝統野菜のひとつで、50cm前後、直径6~8cmほどの短く太い短根種です。先端がタコ足のように枝分かれしていること、中心部が空洞になることが特徴で、特有の香りとやわらかさで知られています。

大浦ごぼう

千葉県匝瑳市大浦地区の特産品で、江戸時代以前から栽培されていたとされる由緒ただしきごぼうです。大きいものでは長さ100cm前後、直径30cmほどにもなる巨大ごぼうで、中に空洞があるのが特徴です。匝瑳市の指定天然記念物に指定されています。

大浦ごぼうは成田山新勝寺だけに毎年奉納されており、全国から参詣に訪れる信徒への精進料理に用いられます。

宇陀金ごぼう

奈良県の大和高原南部地区で栽培されており、大和野菜のひとつに数えられています。肉質がやわらかく香り高いのが特徴の品種です。雲母を多く含んだ土で栽培されるため付着した雲母がきらきらと光ってみえるため、「金」ごぼうと呼ばれます。この特徴から、お正月の縁起ものとして正月のおせちに利用されます。

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