苦手な人も食べたくなる!?パクチーは、実は美の食材だった!

近年、パクチーは美容に良い食材として、女性たちの間で、ブームになっています。
パクチー専門店が相次ぎオープンしたり、ドレッシングやスープ、インスタント麺など様々な食品にパクチーを使った商品が販売されるなど、元々パクチーが大好き!という女性にとっては嬉しい限りですよね。
ちなみにパクチーが大好きな人のことを=「パクチスト」と呼ぶそうです。
パクチーと言えば独特な香りが特徴でので、パクチーが嫌いな人は、とにかく香りが苦手!と言います。
ですが味や食感にクセはないので、あの独特の香りさえなければ、食べやすいですし、逆にあの香りだから良い!という人もいます。
そんな好き嫌いがはっきり分かれるパクチーですが美容や健康に有効な成分を豊富に含んでいると知れば、好きな人はより好きに、嫌いな人は、ちょっとだけ好きになってしまうかもしれません。

そこで今回は、パクチーの知られざる栄養と効能効果について、ご紹介します。

パクチーとは

パクチーは、セリ科コエンドロ属の一年草で、地中海東部原産の野菜です。
パクチーは、ハーブ・香辛野菜として、世界各地で栽培されています。
パクチーの歴史は古く、紀元前までさかのぼると言われています。
古代ギリシャ、古代エジプト、古代ローマでも薬草として、既にパクチーは利用されていたとのこと。
現代では、パクチーは葉と茎はハーブ、葉菜として食べるのが一般的です。
パクチーの種子であるコリアンダーシードは、カレーなどの煮込み料理のスパイスに使われています。
スパイスとして、利用されるパクチーは、「コリアンダー」という名前で呼ばれています。
「コリアンダー」の語源は、古代ギリシャ語の「koriannon」。
これはカメムシという意味で、パクチーの香りがカメムシの匂いと似ていることから名づけられているそうです。

その為、日本でも「カメムシ草」なんて俗称で呼ばれることもあるそうです。
ですが日本ではタイ語である「パクチー」と呼ぶのが一般的です。
タイ語でパクチーは、「匂いがする野菜」という意味です。
ちなみにアメリカでは「コリアンダー」、中国では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれる為、
日本でもしばしばパクチーは「コリアンダー」、「香菜」という名前で売られることがあるようです。

パクチーは、タイ料理やインド料理、メキシコ料理、中華料理などに多用される食材である為、日本の家庭料理でパクチーを使うことはあまりありません。
その為、パクチーは私たち日本人にとって馴染みにくい野菜と言えます。

しかし、最近のパクチーブームで、エスニックレストランは増えていますし、一般家庭でもタイやシンガポールのチキンライスやベトナムのフォー、タイのトムヤムクンなどの
パクチー料理を楽しむ機会が増えてきていると言われていますので、パクチーを召し上がる機会は昔と比べて大変、多くなっています。

それに伴って、日本でも沢山栽培されるようになり、一般のスーパーでもよく見かけるようになりましたね。

パクチーの旬

今では路地やハウスでの栽培が盛んに行われている為、ほぼ一年中、市場に出回っていますので、パクチーは野菜でありながら季節を感じにくい食材です。

しかし、旬のパクチーは苦味が少なくほんのり甘さがあって美味しいので、旬の時期のパクチーは是非、食べておきたいですね。

パクチーの旬は、春~初夏(3~6月頃)、秋(10~11月)です。
パクチーの主な生産地は、静岡県、岡山県、茨城県となっています。
パクチーの生産量№1は静岡県ですがブランドとしての知名度は、岡山県の「岡山マイルドパクチー(通称、岡パク)」には敵いません。
「岡山マイルドパクチー」は、その名の通り、繊細な日本人の味覚にマッチした爽やかな風味とクリーミーな優しい甘みがあるので、非常に食べやすいのが魅力となっています。

沖縄県では、晩秋から冬(11~1月下旬頃)が旬です。
香りがマイルドなので、パクチーの香りが苦手な方にオススメです。

パクチーの栄養と効果効能

キレート作用で、デトックス!

体内に毒素が多いと身体はその毒素の分解や排出にエネルギーを多く消費してしまうので、
脂肪燃焼に使うエネルギーが不足することで、余分な脂肪が排出されなくなってしまう為、痩せにくく太りやすい体質になってしまうといいます。

玉ねぎやニンニクに多く含まれるセレニウム(セレン)には水銀とカドミウムの排出を促進させる作用があります。体内に蓄積された毒素を排出させることで、デトックス効果をもたらしてくれます。
パクチーにこのセレニウムが含まれているかは未だ判っていませんが3週間カドミウム入りの餌を与えられていたニジマスにパクチーを与えたところカドミウムの蓄積量が減少したことが研究によって明らかとなっています。
このことからパクチーには、水銀、砒素、鉛、カドミウムなどの有害金属をしっかり包み込んで、尿や便と一緒に体外に排出してくれるキレート作用があるのではないかと考えられています。
ですので、同じくキレート作用を持つ玉ねぎ、ニンニクなどの食材と一緒に食べることで、重金属などの毒素を体外に排出させるデトックスは効果はより高まるとされています。
またパクチーなどの野菜には食物繊維も豊富に含まれていますので、食物繊維も重金属などの毒素を絡め取って、大腸を綺麗にしてくれます。
このデトックス効果によって、ダイエットや美肌効果、便秘や肩こり・冷え性の予防・改善に期待が見込めるようになります。

パクチーが美容に良いとされる理由は他にもあります。
それはパクチーには、「β(ベータ)カロテン(ビタミンA)」「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンC」「ビタミンE」「ビタミンK」と、実にたくさんのビタミンが含まれているからなんです!

特に以下のビタミンが豊富に含まれているのが特徴です。

βカロテン(ビタミンA)&ビタミンEは、アンチエイジングに有効!

βカロテン(ビタミンA)・・・3930μg(可食部100gあたり)
ビタミンE・・・2.50mg(可食部100gあたり)

活性酸素は体内の酵素が分解されることで、活性酸素が無害化されますが活性酸素があまりにも多いと無害化が行われずに活性酸素によって、体の中が錆びついていきます。
このことを「酸化」といます。

しかし、酵素の他にも活性酸素の働きを抑える物質があります。
それがビタミンEです。
活性酸素によって、体の中が錆びつく「酸化」を抑えることを、抗酸化と言いますが抗酸化物質であるβカロテン(ビタミンA)やビタミンEは、自らが酸化されることで、私たちの身体が酸化されないように守ってくれる抗酸化作用に優れています。

しわやしみ、老化、糖尿病、動脈硬化、がんなどを予防するにはそれらの原因である
活性酸素を除去することが重要ですので、強い抗酸化力を持ち、細胞の老化を抑えてくれるので、βカロテン(ビタミンA)&ビタミンEは、まさに老化防止(アンチエイジング)にベストな栄養成分です。
またβカロテン(ビタミンA)には皮膚の粘膜や目の機能を保護する、免疫力を維持するなどの働きがありますので、風邪や視覚障害の予防にも効果が期待できると言われています。

ビタミンCは、たるみに有効!

ビタミンC・・・27mg(可食部100gあたり)

たるみがあると見た目年齢は10歳上がってしまうと言われるほど、「たるみ」はいつまでも若々しくありたい女性にとって、恐ろしい老化現象です。
たるみを防ぐには、コラーゲンを増加させることが重要です。
ビタミンCにはコラーゲンの合成、コラーゲンやヒアルロン酸を作る線維芽細胞を増やす働きがありますので、ビタミンCをしっかり摂れば、コラーゲン線維がしっかりとした束になって、お肌の弾力がアップすることで、たるみにくくなります。

ビタミンKは、赤ら顔を解消させる!

ビタミンK・・・310μg(可食部100gあたり)

ビタミンKには、血液を溶かし、肌の毛細血管の血流を良くして、うっ血を改善する効果がありますので、赤ら顔の改善・予防に有効です。
またビタミンKは、カルシウムが骨から溶け出さないように骨を保護する働きがありますので、骨粗鬆症を予防して、いつまでも丈夫な骨を維持してくれます。

パクチーの選び方

農薬が使用されていると野菜自らが解毒の為に有効な物質を消費してしまうので、なるべくオーガニックなものを選びましょう。
また葉が瑞々しく色が鮮やかな緑色のものが良いです。
葉が黄色っぽいのは、鮮度が落ちている証拠です。
茎は先まで真っ直ぐ伸びていて、しっかりしているものを選びましょう。
茎がヘナヘナしているものは、新鮮ではないので避けましょう。
根付きのものは、日持ちがしますので、オススメです。
その場合、根が隠れる程度に水の中に入れ、冷蔵庫に垂直のまま、保存してください。
こうすることで、鮮度をより保つことができます。
また新しく葉が出るようになります。

根がついてないものを購入した場合は、濡らした新聞紙に包み、ビニールなどの袋に入れて、冷蔵庫に垂直のまま、保存してください。

これで2~3日は美味しく食べられますがパクチーは香りが命ですので、しっかり香りを堪能したいという場合は、香りが薄れていないなるべく早いうちに食べましょう。

冷凍保存をするとパクチーの香りは落ちてしまうので、香りが苦手な方はオススメですが
香りが好きな方は避けた方が良いでしょう。

おわりに

パクチーの一日の摂取量の上限は特にありませんがパクチーはその強い香りから刺激性が強くないとは言い切れない食材です。
食べ過ぎると腹痛や下痢、吐き気、頭痛などの症状が現れる恐れがありますので、美容や健康に良いからと言って、過剰に摂取してしまわないように注意してくださいね。

また加熱調理を行うとビタミン類の栄養価は減少してしまいますので、注意しましょう。
美容・健康効果をしっかり得たい場合は、なるべく生で食べるようにしましょう。

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