バジルの特徴と原産国・産地

バジルは広範囲に分布するシソ科メボウキ属の植物で、つんとした芳香、甘みをふくんだ味が特徴です。バジルには多くの種類がありますが、一般に「バジル」と呼ばれるものはスイートバジルのことを指します。

フランスでは「エルブ・ロワイヤル(王の草)」とも呼ばれ、数あるハーブの王座に君臨する、といわれるほどに有名です。大半は乾燥したものを使用しますが、最近はより簡便なペースト、また生のバジルを使うこともあります。芳醇な香りをもちますが、最後の仕上げの段階で使わなければ最大の持ち味である風味が失われてしまう繊細さももっています。

バジルの種は、水にひたすと表面がゼリー状に変わりますが、これを用いて目に入ったごみなどを取り除いたことから、「目の箒=メボウキ」と呼ばれるようになったとされています。また、バジルの種(バジルシード)はデザートにも使われることがあります。

日本では「メボウキ」の他、イタリア由来の「バジリコ」、または単に「バジル」とも呼ばれます。

原産地

バジルはインドからアフリカの熱帯アジアが原産とされています。とはいえ、広い範囲に分布しているため、はっきりとした原産地はわかっていません。

産地

バジルは鮮度が命で家庭菜園にも向きます。通年栽培され、沖縄県、茨城県、千葉県、群馬県、三重県などで生産されています

歴史

芳醇な芳香のため、人とのかかわりが深いバジルは、数千年前から人の手によって利用されてきました。例えば、インドではヒンドゥー教の神であるクリシュナ神にささげる高貴なものとされ、寺院の周辺などにも植えられていました。4000年ほど前にはエジプトで利用され、さらにローマや南部ヨーロッパなどの地中海沿岸の国々へと広まったとされています。日本には、16世紀ごろにヨーロッパから伝わりました。しかしあまり広まらず、近年イタリア料理などが普及するにつれ、その芳香とともに認知度がぐっと高まりました。

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